素材について


生地

表地裏地には非常に軽くて丈夫な20dのポリエステルリップストップを採用しています。

撥水加工

生地には撥水加工が施されていますので表面についた水滴を弾き、汚れが付きにくくなっています。   但し撥水効果は永久的なものではありません。 市販の撥水スプレーを使用することで効果を補うことが出来ます。

また、防水加工ではありません。

ある程度の圧力が掛かると水は浸透します。冬季のテント泊等ではテントの出入りの際の、雪の吹込みや結露が想定されるため、シュラフカバーの併用をお勧めします。

保温素材 750FP

保温素材には非常に軽くて暖かなダウンを使用しています。

ダウンの中でも750FPと高品質のホワイトダックダウンを使用。

 

封筒型には620FPと高品質でコストパフォーマンスに優れたホワイトダックダウンを使用しています。

 

 

 

       ダウンの試験に関して

       信頼のおける第三者検査機関、一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター Q-TECに依頼しています。

 

ダウン

 

ダウンとは一般的にガチョウ(グース)やアヒル(ダック)などの水鳥の羽や毛を指します。

この水鳥の羽の下に生えている、やわらかい綿毛のようなものをダウンボールと言います。

中でも良質のダウンは胸からお尻にかけて多く生えています。

このダウンボールが大きいほど、かさ高性が増し良質のダウンと言えます。

 

ダウンには ①保温性 ②圧縮回復性 更に ③吸湿放湿性に優れた特徴があります。

 

①保温性

ダウンボールにはファイバー(羽枝)どうしが互いに絡み合わない特性があり、デッドエアー(動かない空気)を含みやすくなります。

ファイバー(羽枝)には更に小さい毛(小羽枝)が生えている微細構造です。この微細構造もあり、デッドエアーが多くなります。

ダウンボールが大きいほど、たっぷりの空気を含み、保温性が高くなります。

 

②圧縮回復性

ダウンは非常にしなやかな素材で、圧縮すれば小さくコンパクトになり、解放すれば元の状態に戻る、優れた回復性を持っています。

運ぶときは小さくたたんで、使用するときはふっくらと使用できます。

 

③吸湿放湿性

ダウンはウールなどのように非常に吸湿性に優れ、更に放湿性にも優れています。

その為、寝袋内の湿度を調整し、ポリエステルわたなどに比べ、蒸れないのが特徴です。

 

ダウンのかさ高性について

フィルパワーとはダウンの持つかさ高(ロフト)を数値で表したものです。

このフィルパワーの数値が大きいほど高品質なダウンと言えます。

通常、600FP以上のものが良質と言われていますが、Takemoでは750FPの高品質なダウンを使用しています。

 

ダウンの吹き出しについて

生地には、吹き出し防止の加工が施されています。針や安全ピンなどを生地に刺さないでください。

縫い目などからダウンが出てくることがありますが、可能であれば、抜き取るのではなく内側からつまんで内部に戻すようにしてください。

 

臭いについて

ダウンは天然素材の特性上ある程度の臭いがあります。洗浄には細心の注意を払っているのですが、購入直後や湿度の高い時期には臭いを

感じることがあります。このような場合には、臭う空気を手でよく押し出して新しい空気に入れ替え、しばらくの時間、風通しの良いところに

干してください。空気の入れ替えは数回繰り返してください。

また、無香料の消臭スプレーの使用も、一時的ではありますが効果があります。

消臭スプレー等を使用する際には、目立たないところで試してみて、生地の変色等がないことを確認してから使用してください。